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不動産担保ローンについて

不動産担保ローンは無職でも借入できる

不動産担保ローンで相続税を乗りきる

先日、父親が亡くなり、遺された実家と畑は唯一の家族である息子の私が相続しました。友人のファイナンシャル・プランナーに税金を概算してもらったところ、相続税が約1,200万円、固定資産税が140万円ほどかかることが分かり、悩んでいます。特に税法の改正で、相続税の基礎控除額が少なくなったので、思った以上に多くなってしまいました。

私は数年前から年金暮らしをしており、仕事はしていません。妻も無職です。相続を機に実家へ移り住んだので、家賃の負担は無くなりましたが、それでも生活にゆとりがあるわけではありません。そんな高額の税金を払える見込みはないのです。

せめて畑だけでも売り払って少しでもお金にできれば、と考えたのですが、先祖代々受け継いだ土地であり、自分もここで育ってたくさんの思い出があるので、できれば残しておきたいのが本音です。

実際のところは郊外の辺鄙なところなので、なかなか買い手が見つかりません。不動産屋からは、もっと価格を下げた方が売れると言われていますが、あまり売り急ぐと二束三文で手放さなければいけなくなります。それでは相続税を支払えず、意味が無いのです。

相続税の支払い期限は死亡日の翌日から10か月です。少しずつ、その時が近づいています。そんな時、「不動産担保ローンのことならこちらに連絡ください」と書かれた地元の業者のチラシが折り込まれていました。初めて知った言葉だったので、友人に聞いてみました。

不動産担保ローンは、不動産を担保にしてお金の借入ができるそうです。担保があるので、カードローンのような無担保のローンよりも金利が低く、不動産の評価額によって数千万から億単位の高額を借りられます。その分、返済期間も長めです。自分の不動産であれば保証人は要りません。不動産担保ローンについてはこちらのサイトが参考になりました。

一部の銀行や貸金業者で取り扱っていて、借りられるのは評価額の5~8割くらいです。友人は「銀行は審査も評価額も厳しく、貸金業者の方が寛大で高額を貸してくれる」と言っていました。担保になった不動産は「抵当権」が設定され、もし返済できなかった場合は金融機関が不動産を売却し、換金して補てんします。

私は無職の年金生活者なので、本来であれば貸金業法の「総量規制」の影響で、貸金業者から借入することはできません。けれども担保のあるローンは対象外になるため、私でも利用できるのです。

ひとまず貯金で補えない1,000万円を借りるつもりで、掛け合ってみました。銀行は金利の低さが魅力でしたが、とても厳しかったですね。一定金額の年収が無ければ貸さないと言うところが多かったです。それに金利が低くても事務手数料が10万円ほどかかるので、実質的な負担はもっと大きくなります。

貸金業者にあまり良いイメージはなかったのですが、友人に勧められたところに行ってみました。担当者の方はとても積極的で、銀行に断られて後ろ向きな私を「大丈夫ですよ」と励ましてくれました。ひとまず審査してもらったら、予想以上の高額を低い金利で融資してもらえることになりました。手数料も安く、これなら無理なく返済できそうです。

こうして私は不動産を売るのではなく、不動産担保ローンを利用して相続税や固定資産税の支払いを乗り切りました。この土地を守れたし、いつか手放す時が来ても、焦らずに高額で売れるタイミングを見計らえます。毎月の返済は、家賃を払うのと同じくらいの負担です。広大な畑と、愛着のある実家を見るたびに、良い選択をしたと思っています。